オリ・杉本「4番復権」と「全試合出場」で4連覇に貢献だ!タイトルにも意欲「打点王を獲りたい」

[ 2024年1月14日 05:45 ]

沖縄県内で自主トレを公開し、昇天ポーズをする(左から)オリックス・杉本、楽天・浅村、中日・細川(撮影・花里 雄太)
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 オリックス・杉本裕太郎外野手(32)が13日、沖縄県内で楽天・浅村らと行っている自主トレを公開。「4番復権」と「全試合出場」で、4連覇に貢献することを誓った。

 「僕が4番でずっといられるぐらい安定した成績を出せたら、今年も絶対に優勝できると思う。打順にこだわりはないですけど、そこを目指してやっていきたい」

 昨季は故障や不振で3度の出場選手登録抹消を味わい、4番先発出場は7試合にとどまった。とはいえ101試合で4番に座った21年は32本塁打でタイトルを獲得し、リーグ制覇に貢献した実績がある和製大砲。主砲の座を取り戻した先に「次は打点王を獲りたい。(周りに)いいバッターがたくさんいるのでチャンスはあるかな」と3年ぶりの打撃タイトル獲得を見据えた。

 昨季は3、4月の24試合で8本塁打も、5月2日ソフトバンク戦で左ふくらはぎを負傷して離脱。今季に向けて「一年間ケガしないようにというのが一番のテーマ」と語る杉本にとって格好のお手本となるのが、2年連続で師事する楽天・浅村だ。目下3年連続全試合出場を継続中で、打撃以外にも学ぶ部分が多い。「スイングも強いし誰がどう見てもパワーがある選手。僕も全部出られるようにしたい」。自身初の全試合出場へ、“イズム”を吸い尽くす構えだ。

 昨年11月に手術した左足首も順調に回復しており、この日はNBAレイカーズのシャキール・オニールのユニホームに身を包んで柵越えを連発。「打撃はもうほぼいい感じ。来た球を打つだけぐらいのシンプルな気持ちでやりたい」。今季こそ本来の姿を取り戻し、昇天ポーズを連発する。(阪井 日向)

 《師匠より打ってパテック時計!?》杉本が、楽天・浅村に打ち勝った暁の高級時計おねだりを画策した。「浅村さんよりも打って、パテックの時計でもおねだりしたい」と1839年にスイスで創業された世界最高峰の高級時計ブランド、パテック・フィリップを“勝手に”ご褒美として設定。晴れて入手の時を迎えるべく、「打点でもホームランでも、浅村さんに勝てるように頑張りたい。僕より1つ2つレベルが違うところにいる。何とか食らいついていきたい」と“師匠超え”を期した。

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