侍ジャパン・栗山前監督がヌートバーの祖父母と初対面「世界一は“たっちゃん”のおかげです」

[ 2024年1月14日 20:00 ]

ヌートバーの祖父・達治さん、祖母・和子さんと初対面した侍ジャパン・栗山前監督                               
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 侍ジャパン前監督である日本ハム・栗山CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)が14日、埼玉県吉見町で講演を行い、侍ジャパン初の日系人選手・ヌートバー(カージナルス)の祖父母、榎田達治さん(85)と和子さん(82)と初対面した。

 同町に近い東松山市に住む2人がサプライズ来訪。ヌートバーのミドルネーム「タツジ」は達治さんにちなんだもので「達治さんに、“たっちゃん”にお会いできて本当によかった。お2人のおかげでヌートバーがいるわけですから、ありがとうございます」と感謝の思いを伝えた。

 昨年3月のWBC世界一に欠かせない選手だっただけに「日本人の魂を含めて彼の存在が大きかった。責任を感じてくれて、世界一はヌートバーのおかげです」と伝えると、達治さんは「やっぱり日本人の魂が入ってたんだと思います」と笑顔を見せた。

 「たっちゃんTシャツ」がチームを一つにするきっかけとなっての世界一。2人は「もう本当に監督のおかげです。(孫の活躍は)夢のようでした」と声をそろえ、対面を喜んでいた。
(秋村 誠人)

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