パドレス・ダル、WBC決勝から中3日復調手応え4回8K 次戦4・5もう“本番”も「全然不安ない」

[ 2023年3月27日 02:30 ]

練習試合に登板し、4回を1失点のパドレスのダルビッシュ(共同)
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 パドレス・ダルビッシュは、ガーディアンズ傘下2Aとの特別ルールの練習試合に登板。4回を投げ打者16人に対し3安打1失点、8三振を奪った。上々の64球に「昨日までは状態が良くなく不安だった。今日はフォームもしっくりきて不安なく投げられた」と手応えを口にした。

 WBC決勝での中継ぎ登板から中3日。大会中は直球は走らず変化球も精彩を欠き苦しんだが、1四球と制球、変化球は復調し「右足が地面をつかんでいる。家にいる時にいろいろやった時にしっくりきた。下半身(の動き)は凄く良かった」と感覚を取り戻した。初めて確認したピッチクロック(投球間隔制限)とピッチコム(サイン伝達機器)にも「楽しかった。こまごましたのは得意なんで」と笑顔を見せた。

 首脳陣はもう1試合、調整登板させる意向だが「次試合で投げるとしたら80とか85(球)がマックス。それでチームがいいなら僕は全然不安はない」とダルビッシュ。開幕6戦目、4月4日(日本時間同5日)のダイヤモンドバックス戦へ直接向かう可能性も示した。(笹田幸嗣通信員)

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