能見篤史氏の一押し! オリ期待の投手は「キャッチボールだけで怖い」「鉛を受けているような重さ」

[ 2023年3月27日 21:56 ]

能見篤史氏
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 元阪神、オリックスで通算104勝を挙げた能見篤史氏(43)が、27日に放送されたMBSの情報番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に出演。31日に開幕するプロ野球に向けて、オリックスの注目選手を挙げた。

 オリックスでは投手コーチ兼任で2年間プレーした能見氏が挙げた注目株は、3年目右腕・山下舜平大投手だ。ここまでオープン戦は4試合に登板し、15回1/3を投げて23奪三振。1軍未登板ながらも、今季の開幕投手候補に挙がるなど、話題の右腕だ。

 「キャッチボールするだけで、ある意味恐怖」と命名した能見氏は「まだ、出てきていない時に2軍でキャッチボールする機会があったんです。実際やってみたんですけど、まあ、怖いですね」と回想。球の威力について「あのね、重いんですよ、ボールが。受けている感覚が。鉛を受けているような重さがあった」と解説した。

 実際にキャッチボールだけで、プロの能見氏でも“怖い”と感じる感覚。「どんどん距離が近くなると怖くなってくるんです。だから、近くなるごとに僕が下がっていくんです。ケガしそうで」と自虐的に紹介して、スタジオでは笑いがまじりながらも、驚嘆した。

 ここまでは、くしくも1軍未登板。「昨年も日本シリーズで投げる予定だったんです。機会がなくて投げれなかったんですが」という期待の右腕について、能見氏は「楽しみしかないです」と断言していた。

 ◇山下 舜平大(やました・しゅんぺいた)2002年(平14)7月16日生まれ、福岡県出身の20歳。福岡大大濠では1年秋からベンチ入りし、3年夏は福岡県代替大会の地区準優勝。20年ドラフト1位でオリックス入団。1軍登板はないが、22年CSと日本シリーズでベンチ入りしている。2軍通算26試合4勝11敗、防御率4・72。1メートル90、98キロ。右投げ右打ち。

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