侍・由伸 東京五輪&WBC 2大会連続で実は「大役」任されていた スタッフではできない“大仕事”とは

[ 2023年3月27日 20:47 ]

WBC決勝<日本・米国>デスターシャをする(左から)山崎颯、宇田川、牧、山本(撮影・光山 貴大)
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 オリックスから侍ジャパンに選出された山本由伸投手(24)ら4投手が、27日に放送されたMBSの情報番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)にVTR出演。世界一に輝いた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の裏話を披露した。

 番組では同局の河田直也アナウンサーが独占インタビュー。「一番、しびれた場面は」と聞くと、宮城は「世界一になった瞬間ですね」と回想した。あの瞬間はブルペン待機中で「すぐドアを開ける準備をして、一番最初に走っていきました。その前にちょっと、ケガしないように9回になったらストレッチして、準備万端で走る準備をしていました」と、ほんわかしたエピソードを披露した。

 一方の山本は、というと「僕はベンチにいて、オリンピックの時も優勝シーンの撮影を任されていたんですよ、GoPro(小型カメラ)で。決勝で登板がない予定だったので、それを今回も任されていて。それを持って(歓喜の輪に)」と、何と“侍カメラマン”に抜てきされ、9回を締めた大谷のもとへ走ったという。

 スタッフはやってくれないのか、と聞かれると、山本は「マウンドには行けないんです。だからマウンドに行く瞬間を撮る仕事」とスタッフでは近づけないため、臨場感が出せないという事情があったようだ。また「その前に(通訳の)水原一平さんが横で緊張していたので、それも撮ったりしていました」とベンチでも、おなじみの水原通訳を激写するなど、大役をこなした。「カメラマンしていましたけど、自分も見ないと、こんな最高の瞬間はないなと思って」と、当日は“忙しかった”ようだ。

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