阪神・伊藤将4・1開幕2戦目いける! 左肩違和感も軽症強調「大丈夫」

[ 2023年3月12日 05:15 ]

キャッチボールする伊藤将(撮影・岸 良祐) 
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 10日に左肩の違和感を訴え、11日の先発を回避した阪神・伊藤将が、軽症を強調した。日本ハム戦前の練習で短い距離を投げ、患部の感覚をチェック。普段通りのひょうひょうとした口調で、「大丈夫ですよ。キャッチボールの感じは昨日(10日)より全然いいので、問題ないと思う」と説明した。

 先発ローテーションに欠かせぬサウスポーが大事に至らなかったことで、岡田監督も声をはずませた。「(左肩に)傷とかそういうのは全然なかったみたいやから、それもちょっとホッとしたしな」。経過が順調なら、18日ヤクルト戦(神宮)に先発させる。その後、中6日での起用を続け、4月1日DeNA戦(京セラ)への投入が規定路線。昨季2位の相手には戦績こそ2勝2敗ながら、対戦防御率1・57という安定感を誇った。今回の症状次第では開幕2戦目の登板も危ぶまれたが、最悪の事態は避けられそうだ。

 3回2失点だった4日オリックス戦(甲子園)の後、「右、左の打者のインコースにストレートをしっかり投げられた」と語っていた左腕。今季目指すのは、初の規定投球回到達だ。目標クリアのためにも、シーズンスタートから持ち味の制球力を存分に発揮していく。

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2023年3月12日のニュース