大谷の本塁打球　スタンドでファンの間を“撮影会ツアー”し持ち主の手に　米記者も驚き「見たことがない」

WBC1次ラウンドB組   日本―オーストラリア （ 2023年3月12日    東京D ）

WBC1次R＜オーストラリア・日本＞初回、先制3ランを放ちヌートバー（左）とタッチを交わす大谷（撮影・光山　貴大）
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　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は12日、1次ラウンドB組が東京ドームで2試合が行われ、ナイターで日本は第4戦となるオーストラリア戦に臨んだ。大谷翔平投手（28＝エンゼルス）は「3番・DH」で先発出場。第1打席でWBC1号となる右中間への先制3ランを放った。

　大谷の右翼看板直撃の特大弾。だが、右翼スタンドでは、珍しい光景が展開され、驚きの声が上がっている。米「FOX　Sports」のMLB専門ツイッターでは、ホームランボールをキャッチしたファンに返す前に、ファンたちに次々とボールが回され、記念撮影する光景を投稿。

　大谷ファンとしても知られているFOXスポーツのアナリスト、ベン・バーランダー氏も「大谷翔平の本塁打の後、ボールはスタンドを回った後、正当な所有者の元に返されました。私は私の人生でこのようなものを見たことがありません。そして、アメリカでも見たことはない」と驚きの声を上げていた。