阪神・岡田監督　乱調Bケラーは「しんどいよな。投げるとこはない」好調板山は「ずるいやっちゃ（笑）」

オープン戦   阪神5―3巨人 （ 2023年3月12日    甲子園 ）

＜神・巨＞選手交代を告げる岡田監督地（撮影・大森　寛明）
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　阪神は巨人との伝統の一戦“前哨戦”に勝利した。故障で出遅れていたノイジーが復調を印象づける2安打など躍動。試合後、岡田監督とのやりとりは以下の通り。

　―ノイジーが打って、守って好走塁もあった
　「うん、なぁ。まあちょうど3打席立てたからなぁ。守れたしねぇ。次は公式戦しか（甲子園に）帰ってこんからなぁ」

　―走塁もそつがなかった
　「いや、もうキャンプの時からベーランとかでも一生懸命走っていたから、それは問題ないと思っていたからなぁ」

　―大山の1番の意図は
　「1打席でもねぇ、立つしかないやろ」

　―大山の状態は
　「いやぁ、それは悪いやろうな。これでよかったら大変やんか。悪いからヒットでえへんのほうがええやんか」

　―きっかけをつかむまではできるだけ打席に立たせる
　「もう次からは1番せえへんけどな。きょう限定で、1打席でも（多く）立たしてなぁ。DHでベンチでちょっと、いろんなことをな（考えさせて）。そういう意味もあったけどな」

　―才木は順調
「中5（日）やったしな。最初から3（回）でええわ言うて。次からちゃんと空けて投げるけどな」

　―ケラーは良くなかった
「上（1軍）で投げるんだったらな、今日でも3回やん。（打順の）一回りなわけやから。その辺をどうかなと思ったけど、今日の感じでは、しんどいよな。2ストライク追い込んで、先頭パーンと打たれたり。そのへんのやっぱり細かさというか、慎重さとかそんなんが全然ないわな。ただ投げ込んでるいう感じやもんな」

　―2軍で再調整
「そうなると思うよ。そらもうそんなないよ、投げるとこはないと思う」

　―板山もずっと結果出してる。
　「そんなに打ってないのになぁ。なんかええ時に打ってるからものすごい打ってるように感じるよな、あいつな。ずるいやっちゃ、あいつな（笑）。なんか打率見たら全然打ってないんだよ。何か印象に残るとこでな、打つからそういうイメージになるわな。ええ当たりしても正面いくやつもおるしな、そんなもんや、やっぱりな」

　―印象の残るのも必要
「やっぱりチャンスで打ってるんやろな。そういうとこやろな。打ってほしい時に打ってる、そういう感じ受けるよな」

　―大山は技術的な問題か
　「技術的じゃないやろ。練習でいい感じで打ってる時もあるんやけどな。まあ悪い時もあるけど、技術的というか、ボール球振ってたら良くならないわ。それはもう、みんなの基本やな。やっぱり素振りにせよ、練習でもストライクを打つ練習をしてるんやからな。それを低いボール球ばっか振ってたら、そら当たらんわ。それはもう打席の中で自分が見極めせんとしょうがないやん。俺らが投げた瞬間に打つなと言われへんやんか、見送れて。それはもう自分のタイミングの取り方やからな。崩されるからスイング悪いんやんか。結局な、自分の良いスイングができないのはタイミングが合ってないからやろ。それはもう打席の中で自分がタイミングを合わすしかないやんか。そこまでの準備の段階ではできるけど、打席に入ったら一人やからな。自分でそないしてタイミングの取り方とか、そういうことをやらなあかんよ、そら」