さすが侍・由伸 大量援護も、きっちり冷静に2回完全4K発進

[ 2023年3月12日 19:56 ]

WBC1次ラウンドB組   日本―オーストラリア ( 2023年3月12日    東京D )

WBC1次R<オーストラリア・日本>日本先発の山本(撮影・光山 貴大)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組が12日、東京ドームで行われ、日本は1位通過をかけてオーストラリアと対戦。NPBで2年連続投手4冠に輝いた山本由伸投手(24)が先発した。

 初回、大谷の先制3ランという大きな援護を受けてマウンドに上がると、先頭から空振り三振、二ゴロ、見逃し三振と完ぺきな立ち上がりを見せた。

 さらに2回先頭の4番・ジョージはオリックスで同僚だったこともある選手。最後はフォークで空振り三振を奪うと、続く大谷の同僚・ホワイトフィールドを一ゴロ、最後は空振り三振と危なげない投球で、2回完全発進となった。

 山本は国際大会でも安定した成績を残している。2019年の「WBSCプレミア12」では、中継ぎで5試合に登板。1失点で防御率1・80。また、東京五輪では2試合に先発し、開幕戦となったドミニカ共和国戦では6回無失点。準決勝の韓国戦でも6回途中2失点と、役割を果たした。

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