日本ハム・万波　OP戦トップタイ“進化”3号　侍経験後9打数4安打2本塁打

オープン戦   日本ハム5－4阪神 （ 2023年3月11日    甲子園 ）

＜神・日3＞5回2死三塁、左本塁打を放った万波（撮影・岸　良祐）
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　余計な考えはいらない。日本ハム・万波がシンプルに強く振り抜いた打球は浜風に乗って左翼ポールを巻いた。同僚の清宮に並んでオープン戦トップの3号2ラン。1点を追う5回に逆転し、なおも2死三塁から桐敷のチェンジアップを捉えた。

　「打った瞬間（入ると分かる感触）でしたね」。「5番・一塁」で先発し、今オープン戦初のマルチ安打もマーク。侍ジャパンのサポートメンバーから戻って以降、4試合で9打数4安打、2本塁打と好調だ。「まず強く振るとか強い打球を打つ。シンプルにそこを突き詰めているのが、大谷選手かなと思いました」。就任2年目の新庄監督の甲子園5戦目での初勝利もプレゼント。今できるフルスイングで、開幕スタメンを勝ち取る。（清藤　駿太）