WBC初安打の中村「何とかつなぎ役に徹したい」　前日には快投・由伸と綿密打ち合せ「さすがだな、と」

WBC1次ラウンドB組   日本7―1オーストラリア （ 2023年3月12日    東京D ）

＜オーストラリア・日本＞5回、適時二塁打を放ちペッパーミルポーズの中村（撮影・光山　貴大）
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　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の1次ラウンドB組が12日、東京ドームで行われ、日本は1位通過をかけてオーストラリアと対戦。7-1で快勝し16日の準々決勝へ、1次ラウンド4連勝で1位通過を決めた。

　中村悠平捕手（32＝ヤクルト）は「9番・捕手」でWBC初安打を記録するなど3安打1打点。「初めてのWBCで一本打ちたいと思っていたしうれしかった」と安どの表情を浮かべた。

　守備では4回無失点8奪三振の先発・山本を好リード。9回・大城と交代するまで4投手の無失点リレーを演出した。山本とは前日11日から「インコースいくよ。カーブを使いたい」と打ち合わせていたことを明かし「やっぱりさすがだな、という投球だった」と称えた。

　2回の第1打席では貴重な追加点につながる一塁への犠打も記録。「あれが僕に求められているところ。上位打線は頼もしいし、何とかつなぎ役に徹したい」と黒子役として侍ジャパンを支えていく。