DeNAドラ1松尾、大阪桐蔭先輩の中田翔モデルバットで―飛躍期す 新人合同自主トレ初日

[ 2023年1月8日 20:48 ]

<DeNA新人合同自主トレ初日>ペッパーする松尾(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 DeNAの新人合同自主トレが8日、神奈川県横須賀市の球団施設で始まった、ドラフト1位の松尾松尾捕手(18=大阪桐蔭)はピカピカの赤ミット、赤バットを持参しキャッチボールや打撃練習で汗を流した。

 「たまたま赤になって。別に好きとかでは…」と苦笑いしつつ、バットの形状は巨人・中田翔モデルを参考に作製した。「いろいろな形のバットで打ったけど、その形が良かったので、まず作らせていただきました」。甲子園通算5本塁打した松尾は、プロ通算288本塁打の高校の先輩の相棒を選択した理由を明かすと「自分も中田選手のように活躍できればと思ってます」と目を輝かせた。

 初日の練習を前に三浦大輔監督(49)はルーキー10選手に訓示。「この世界、言われたことをやっているだけでは絶対ダメ。どう工夫して自分たちで考えてやるかが一番大事になる」と諭したが、松尾は指名直後からプロで生き残るすべを模索してきた。自ら考え、悩み抜いた末に、大先輩のモデルのバットを選択した。
 ノックやランニングなどで軽快な動きを見せた。「簡単には成功できない世界だけど、自分の考えを大事に持って頑張っていきたい」。指揮官のリーゼント姿を目に焼き付けた強打の「考える」捕手が、新天地で第一歩を切った。

続きを表示

2023年1月8日のニュース