DeNAドラ3・林、異例の神棚持参入寮 「毎日祈ります」伊勢神宮のご利益あやかり活躍誓う

[ 2023年1月8日 05:30 ]

入寮時に持ち込んだ神棚に手を合わせる林(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAに2人目の「お伊勢様」が登場だ!新人10選手(育成5選手含む)が、神奈川県横須賀市内の青星寮に入寮。ドラフト3位の林(駒大)の手には伊勢神宮の大きな「神棚」があった。

 「これまで神棚や仏壇に手を合わせる習慣はありませんでしたがこれからは毎日やります。“ありがとうございます、これからもよろしくお願いします”と祈ります」

 入寮時の神棚持参は極めて異例。しかも御利益がありそうなビッグサイズだ。年末、地元・愛知で中学時代に所属した「愛知瀬戸ボーイズ」の鈴木正秀監督にあいさつに行くと、恩師が両手で抱え、待っていた。「びっくりしました。“つまらんものより神棚がいいだろう、これで毎日お祈りしろ”と。伊勢神宮で買ってきてくれました」と明かした。

 50メートル走5秒7の快足二塁手。入団会見で「ハマのスピードスター」を掲げたが、レギュラーには侍ジャパンにも選出された牧が君臨する。実力に加え神頼みしてでも、出場機会をつかんでいく。

 昨季中継ぎでブレークした伊勢の愛称が「伊勢大明神」で定着。新たな「お伊勢様」になるべく、8日に新人合同自主トレ初日を迎える。「凄いきれいな施設を使いレベルアップしたい。たくさんアピールする」。22歳のプロの第一歩は、神棚の前から始まる。(大木 穂高)

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2023年1月8日のニュース