広島ドラ2・内田 アリを手本に頑張ります「冬場を乗り越えるためにコツコツ積み上げる。見習って努力を」

[ 2023年1月8日 05:00 ]

入寮しカワウソのぬいぐるみを手に笑顔で名札を手にする広島ドラフト2位の内田
Photo By 代表撮影

 広島ドラフト2位の内田は「多分カワウソ」の巨大ぬいぐるみを携えて入寮した。実家のある長野県小海町から新幹線などを乗り継ぎ、大野寮のある廿日市市まで約1100キロ。バッグに入りきらず、好奇の目にさらされながら移動してきたという。

 「通りすがりのいろんな人に“熊?カワウソ?”と聞かれ、そう言えば自分も分かっていないと思って」

 太めの体形から「デブリン」と呼ぶそれは「高校1年か2年」の時、母・智美さんが息子を励まそうと購入。「頑張っても成績が残せない、つらい時期に助けられた」という。

 中学時代から好きな言葉は「蟻(あり)」。「小さなアリでさえ、冬場を乗り越えるためにコツコツ積み上げる。見習って努力しないといけない」。次代の4番候補はデブリンに力をもらいつつ、不断の努力で大成を誓った。 

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2023年1月8日のニュース