PL野球部復活へ　桑田OB会長「前進ない」でも「何とか復活してほしいのが我々の願い」

PL学園OB会後の囲み会見を終え、帰路につく桑田OK会会長（撮影・井垣　忠夫）
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　3年ぶりとなるPL学園野球部OB会総会が7日、大阪市内のホテルで開催され、桑田真澄OB会長（54＝巨人ファーム総監督）をはじめ中日・片岡篤史2軍監督（53）、宮本慎也氏（52＝元ヤクルト）らプロ野球OBを含む71人が出席した。

　総会終了後、桑田会長は「今の状況を皆さんにお伝えしたという形で（野球部復活へ向けての）前進がないことと、学校の生徒数が減少している状況を説明した」と厳しい現状を吐露。現時点で、活動再開に向けた進展がないことを明かした。

　甲子園大会で春夏通算96勝、計7度の優勝を誇った同校だが、16年7月から休部状態が続く。桑田会長は19年の就任から年に1度のペースで継続的に教団と復活に向けた話し合いを行っており、8日にも教団幹部と面会予定。「何とか復活してほしいのが我々の願い。厳しい現状ではあるが、粘り強く復活をサポートしていきたい。PL学園の名前が消えないようOBみんなで頑張っていきたい」と前を向いた。