西武・源田 侍ジャパンの「忍者」になる!チームがうまく回るような小技&走塁を

[ 2023年1月8日 05:30 ]

プレゼント抽選会にバットを提供する源田(右)、左は清塚信也(撮影・尾崎 有希)
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 西武・源田は侍ジャパンの「忍者」になる。埼玉県内でトークショーに出演。6日に先行発表されたWBC日本代表入りを受け「求められているところは守備だったり小技。チームがうまく回るような仕事を場面、場面でやりたい」と語った。

 5年連続ゴールデングラブ賞を獲得した堅実な守りは、日本が誇る守備力の中心。打線ではエンゼルス・大谷、カブス・鈴木、ヤクルト・村上らの中で「つなぎ役」として期待される。スモールベースボールの小技と走塁で、忍術のごとく敵をかく乱させる役割。栗山監督が前日の会見でも口にした「しっかり守って、チャンスをものにして出し切っていく、勝ち切っていくというのがベース。点をあげない、しっかり守る」の理想を体現する。

 2月に30歳を迎える西武の主将。栗山監督から「世界一のために力を貸してほしい」と「直電」を受けて決まった侍ジャパンの背番号は、過去に日本代表でつけてきた「2」を背負う。自身は09年WBC決勝の韓国戦でイチロー(当時マリナーズ)が放った決勝打に熱狂した。例年より調整のペースを早めて向かう初出場のWBC。「日本が優勝するため、100%の力を出せるように」と役割を全うするための準備に取りかかる。(神田 佑)

 ≪15分の仮眠が試合前ルーティン≫トークショーでは、源田と親交のあるピアニストの清塚信也氏が司会を務め、約300人のファンが集まった。「シャキッと、頭もリフレッシュできる」と試合前に約15分の仮眠をルーティンにしていることや、衛藤美彩夫人の手料理、長男の話題で盛り上がった。清塚氏が自ら源田の両親を取材し、自転車の補助輪が外れたのは2歳だったなど運動神経が良かったというエピソードも披露された。

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2023年1月8日のニュース