関西の冬を歓迎!?　道産子右腕の阪神ドラ4・茨木　「雪がないので、とても過ごしやすい」

キャッチボールを行う阪神・茨木（撮影・成瀬　徹）　・
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　北海道で生まれ育ち、新潟で高校3年間を過ごした阪神のドラフト4位・茨木が、関西の冬を歓迎！？した。「この時期でも雪がないので動きたい時に動ける。とても過ごしやすい」。入寮直前の年末年始、スパイクシューズを履き、雪上ダッシュを重ねて体づくりに励んだことを思えば、「暖かいところで久しぶりにできて、楽しい」と笑うのもうなずける。

　「（初練習で）気分が高まった。野球に打ち込む環境がとてもそろっている。自分もレベルアップしたい」

　この日はドラフト6位・富田とキャッチボールを行った。「手元でグッと伸びてくる。凄さを感じた」。社会人で日本代表にも選ばれた左腕の球威、軌道に感嘆しつつ、自身もしなやかな腕の振りから切れのいい球を投げ込み、「これから（状態を）上げていく」と言い切った。

　入寮した前夜はすき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキなどに舌鼓を打った。野菜や魚料理が豊富に並ぶ食事のバランスに満足げで「しっかり食べて自分のものにしていく。でも体が動かないようにはしたくない。ベスト体重を探してキープする」。1メートル82、85キロと堂々たるボディーを誇りながら、さらなるサイズアップにも意欲を見せていた。（八木　勇磨）