中日・大島 “村神様”止めて自身初の首位打者獲る「3冠王を阻止してプロの厳しさを教えたいです」

[ 2023年1月8日 05:00 ]

打撃練習する中日・大島(撮影・須田 麻祐子)
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 中日・大島が7日、大阪府貝塚市で自主トレを公開し、迎える38歳シーズンは「史上最年長首位打者&盗塁王」に照準を合わせた。

 「ここからは何でも最年長(という肩書)がついてくるので、それを目指す。(盗塁王は)40走れば獲れると思うし首位打者を獲りたい。今年こそ(ヤクルト)村上君の3冠王を阻止してプロの厳しさを教えたいです」

 言葉の端々から強い決意が、あふれた。昨季は終盤までタイトル争いを演じたが、打率・314で、4厘及ばず村上に譲った。2年連続の偉業を狙う「村神様」を止め、自身初となる首位打者のタイトルをつかむ構えだ。

 その過程に快挙が待っている。通算2000安打へ残り115本に迫っており、到達すれば大学、社会人を経た選手では過去3人だけ。14年に球団最多タイ186安打など過去2度の最多安打を誇り、「早ければ7月、球宴前くらい。だいたい8月前後かなと思っています」と大台到達を見据えた。(湯澤 涼)

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2023年1月8日のニュース