ソフトBドラ3・甲斐生海 カワウソのように機敏になる ぬいぐるみ持参「かわいいし、癒やされます」

[ 2023年1月8日 05:00 ]

友人からもらったカワウソのぬいぐるみを持参し入寮した甲斐生海(撮影・中村 達也)
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 まずはカワウソのように機敏に。ソフトバンク・ドラフト3位の甲斐生海外野手(22=東北福祉大、登録名「生海(いくみ)」)が7日、筑後市のファーム施設「若鷹寮」に入寮。リュックサックのサイドポケットに入れてきたカワウソのぬいぐるみを持参した。

 大学3年の終盤から、暇さえあればカワウソ動画を視聴していた。「かわいいし、癒やされますし」。そんな大砲に大学の友人が「(大学の寮を出るとき)”この子と一緒に寝ろ”」と贈った。枕元で添い寝することで俊敏な動きを可能にするイメージトレーニングから始めるという。

 きょう8日の新人合同自主トレから減量を狙う考えもある。「まずは95キロくらいに絞って、動きやすいように。体力には自信がないので、走りからしっかりとやりたい」。現在は97、98キロ。手堅く3キロ減量から始める。

 目標設定も謙虚だ。「まずは2軍戦で10本塁打くらい、打てるように。まだ1軍と言える身分ではないので」。藤本監督は大卒野手の生海に対し、春季キャンプでは状態次第では筑後キャンプではなく、本隊の宮崎キャンプに連れて行くこともを示唆している。「キャンプでは広角に本塁打を打てる柳田さんの打撃を見て、盗みたいですね」と目を輝かせる。カワウソと寝ながら、プロとしての基本を学んでいく。(井上 満夫)

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