借金16からの逆襲で5割ターンの阪神・矢野監督 「ドラマを起こす舞台整った」奇跡の大逆転Vへ決意新た

[ 2022年7月24日 22:19 ]

セ・リーグ   阪神1―0DeNA ( 2022年7月24日    甲子園 )

<神・D>帽子をとってスタンドのファンに感謝を示す矢野監督(撮影・坂田 高浩)
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 悪夢の開幕9連敗…。借金最大16から5割ターンを決めた阪神・矢野監督は、試合後の会見で「ドラマ」という言葉を連呼。「そういう時期でもファンのみなさんが応援に来て下さいました。そのおかげもあって、後半、ドラマを起こす舞台が整ったと思う」と、奇跡の大逆転Vへの決意を口にした。

 
 以下は、矢野監督との一問一答

 ――見事な3連勝
 「いや、もう最高です」

 ――浜口の好投が続く中、5番の大山がいい仕事を
 「そうですね。何とか還そうという、そういう気持ちに徹した素晴らしいバッティングだったと思います」

 ――先発のガンケルは6回無失点
 「コントロールも良かったですし、前半から飛ばしていくっていう気持ちがしっかり出て、チームのリズムをしっかりつくってくれたんでね。一番の勝因はガンケルかなと思います」

 ――浜地、湯浅、岩崎と勝利の方程式もしっかりと仕事
 「明日からオールスターブレークにも入りますし、この試合、絶対に取るんだというところで。ガンケルもまだ余裕があったんですけど、浜地で行こうということで、はい、勝負に出ました」

 ――借金最大16あったが、前半戦のうちに5割に戻した
 「本当に3、4月から考えたらここまで来られるというのは、簡単に想像できるわけではなかったですし。3、4月苦しかったので、そういう時期でもファンのみなさんが応援に来て下さいましたし。そのおかげもあって後半、ドラマを起こす舞台が整ったと思う。ここから本当のドラマを起こすには、まだまだみなさんがドラマを信じてくれて、そして僕たちがそのドラマを起こすんだという気持ちをさらに高めた後半にしていかないとダメなんでね。そういうところでは本当に、絶対に5割にしたい試合でこうやって勝ちきってくれたというのはうれしいですし、タイガースファンのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです」

 ――5割で後半戦へ。ヤクルトとは11差があるがどう戦う
 「首位のヤクルトとの差を考えるというよりも、これは常々言っていますけど僕たちの戦いをどれだけできるか。そのドラマを信じた中で貫けるか。そういうことが1番大事だと思っているんで。是非、ドラマを起こしたいと思います」

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2022年7月24日のニュース