サイスニード「ヤマ~ダ、ダイダイダイスキ!」 神宮の中心で山田哲人愛を叫ぶ 37日ぶり5勝目

[ 2022年7月24日 21:26 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―2広島 ( 2022年7月24日    神宮 )

<ヤ・広>つば九郎と笑顔の(左から)サイスニードと山田(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトのサイスニード投手(29=米国)が広島戦(神宮)に先発登板。6回3安打2失点(自責1)と好投し、6月17日の広島戦(神宮)以来37日ぶりとなる今季5勝目(3敗)をマークした。

 味方打線が1点先行した直後の3回と6回に失点。だが、2―2で迎えた6回だった。新型コロナウイルス陽性からこの日、出場選手登録され即スタメン復帰となったキャプテンの山田哲人内野手(30)が左翼スタンドへ勝ち越しの16号ソロ。サイスニードに勝利投手の権利が復活すると、今野、梅野、マクガフが無失点リレーでつないで37日ぶりとなる白星を届けた。

 試合後、決勝弾を放った山田に続いてお立ち台に上がったサイスニードは「きょうはいろいろな選手が戻って来ましたし、チームとしてすごい勝ち方しまして、前半戦最後の試合を勝ててうれしいです」と第一声。自身の投球については「きょうはまっすぐが良くて、両コーナーに投げられた。ムーチョ(中村捕手)ともあうんの呼吸で、そこも良かったですし、守備も打線も自分のことを助けてくれて感謝しています」と続けた。

 打線はサンタナ7号、長岡7号、山田16号、オスナ11号と4本のソロ本塁打で4得点。「ホームランを打ってもらうのはとてもうれしいですし、きょう4本出て特別うれしいですし、またコロナに感染した選手たちが戻ってきてうれしいです」とサイスニード。お立ち台の最後には「ヤマ~ダ、ダイダイダイスキ!」と山田への愛を日本語で叫んでスタンドから大きな拍手が降り注いでいた。

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2022年7月24日のニュース