ヤクルト サイスニードが6回自責1の好投 6回追いつかれるも山田の勝ち越し弾で勝利投手の権利復活

[ 2022年7月24日 20:10 ]

セ・リーグ   ヤクルト―広島 ( 2022年7月24日    神宮 )

<ヤ・広>ヤクルト先発・サイスニード(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトのサイスニード投手(29=米国)が広島戦(神宮)に先発登板。6回3安打2失点(自責1)と好投し、6月17日の広島戦(神宮)以来37日ぶりとなる今季5勝目の権利を得て降板した。

 サンタナの7号ソロで1点先制してもらった直後の2回、一塁を守るオスナの失策で先頭の相手先発右腕・九里を塁に出し、1死後、菊池涼に左翼フェンス直撃二塁打を打たれて二、三塁。ここで松山に中犠飛されて1―1の同点とされた。

 5回に長岡が7号ソロを放って勝ち越したが、再び直後の6回だった。2死走者なしから坂倉を四球で歩かせ、続く長野に中越え適時二塁打を打たれて2―2の同点。サイスニードにとっては勝利投手の権利が消滅する痛恨の失点となった。

 だが、直後の6回だった。新型コロナウイルス陽性からこの日、出場選手登録され即スタメン復帰となったキャプテンの山田が左翼スタンドへ勝ち越しの16号ソロ。サイスニードに勝利投手の権利が復活した。前日23日に行われた同戦では先発右腕・原が1死しか取れずに初回6失点KOとなっていたが、先発投手の義務を果たした。

 投球内容は6回で打者24人に対して今季最多の106球を投げ、3安打2失点(自責1)。4三振を奪い、与えた四球は2つだった。

 サイスニードは6月17日の広島戦(神宮)で8回1失点(自責0)と好投して今季4勝目をマークしたが、その後は3戦勝ちなし2連敗中となっている。

 ▼サイスニード 前回よりも状態良く良い感覚で投げることが出来ました。6回まで球数が多くかかってしまい2アウトからの四球が反省点です。6回の裏に山田が取り返してくれて山田に感謝。

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2022年7月24日のニュース