大谷翔平 2年連続3度目20号 次戦勝てばメジャー史上初「20発&2桁勝利」 29日先発有力

[ 2022年7月24日 12:07 ]

インターリーグ   エンゼルス2ー7ブレーブス ( 2022年7月23日    アトランタ )

<ブレーブス・エンゼルス>5回、大谷は20号ソロを放つ(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が23日(日本時間24日)、敵地アトランタで行われたブレーブス戦に「1番・DH」で先発。2年連続3度目となる20号ソロを放つなど4打数2安打をマークしたが、チームは2-7で敗れて5連敗を喫した。借金は今季ワーストを更新する16となった。

 ブレーブスの先発で今季ナ・リーグトップタイ11勝を挙げている26歳の右腕ライトとは初対戦。第1打席は一ゴロ、第2打席は右前打。6点を追う5回1死には、チェンジアップをとらえ、強烈なライナーで右翼席に突き刺さる9試合ぶりの20号ソロ。8日のオリオールズ戦以来の1発となった。打球速度は110マイル(約177・3キロ)、飛距離は361フィート(約110メートル)、角度は22度の強烈な弾道を描いた。第4打席は左飛だった。

 試合前、フィル・ネビン監督代行は先発投手の中5日での登板に関して「今はない。できるかもしれないし、翔平もできないとは言っていない。でも、現状、翔平のワークロードを管理する方法がない」と説明した。

 先発6人制は継続され、前夜の大谷からサンドバル、デトマーズと続き、指揮官は「その後はスアレス、シンダーガードが投げる」と明言。27日は「2A、3Aのスタッフと話さなければならない」とマイナーからの昇格選手が登板し、28日(日本時間29日)の本拠地レンジャーズ戦に再び大谷が投げるもようだ。

 1918年に「13勝&11本塁打」をマークしたベーブ・ルース以来、104年ぶり「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業達成がかかるほか、20発に到達したことで「2桁勝利&20発」はベーブ・ルースも成し遂げていない史上初のケースとなるだけに注目が集まる。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月24日のニュース