エンゼルス・大谷、また天敵打てず…マリナーズ・シェフィールドの前に3打席連続三振

[ 2021年6月5日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス2ー6マリナーズ ( 2021年6月3日    アナハイム )

<エンゼルス・マリナーズ>3回、三振に倒れた大谷(AP)
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 またも天敵に屈した。エンゼルスの大谷はマリナーズの先発・シェフィールドの前に3打席連続三振に倒れるなど4打数無安打。これで左腕との対戦成績は通算で10打数無安打、6三振となった。

 相手が「シンカーと真っすぐをうまく使えたのでスライダーが生きた」と話したように、4回までの全3打席が内角のシンカーを意識させられた後に外角スライダーで空振り三振。7回は右腕セワルドから中堅後方に大飛球を放ったがフェンス手前で捕球された。

 この日から大リーグの公式サイトで球宴のファン投票がスタートし大谷はア・リーグのDH部門で候補入り。今季最長タイの6試合連続で本塁打なしとなるなど弾みをつけることができなかったが、開幕から二刀流で話題を振りまいているだけにメジャー4年目で初選出の可能性は高い。

 4日(日本時間5日)の同戦で今季8度目の先発マウンドに上がる。マドン監督は投打同時出場について「そうなると思う。彼も“打ちたい”と言っていた」と明言。気持ちを切り替え、同地区のライバルに挑む。(笹田 幸嗣通信員)

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2021年6月5日のニュース