西武・光成、自己最悪10失点で初黒星　ロン毛継続は次回登板次第

交流戦   西武1ー10ヤクルト （ 2021年6月4日    神宮 ）

＜ヤ・西＞3回2死一塁、村上（右）に2ランを打たれる高橋光（撮影・久冨木　修）
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　今季11試合目でエースの不敗神話が途絶えた。開幕から無傷の5連勝中だった西武・高橋が3回までに3本塁打を含む11安打を浴び自己ワーストの10失点で今季初黒星。最速も144キロ止まりで立ち直る気配もなく「雨は気にならなかったけど、とにかく自分の投げるボールが悪すぎました」とうなだれた。

　エースのまさかの背信投球で、3連敗で今季ワーストの借金4。辻監督も「バッターと気持ちで勝負しているというのが感じられなかった」と苦言を呈した。高橋は開幕から験担ぎとして頭髪を伸ばしており「負けたら切ります」と話していたが、指揮官は「次、勝つんだったら伸ばしてもいいんじゃないか」と「ロン毛」を継続するかどうかを次回登板の結果に委ねた。（花里　雄太）