巨人・戸郷 6回まで2安打無失点8Kの好投一転、7回に満弾含む2発被弾で6失点降板

[ 2021年6月5日 20:55 ]

交流戦   巨人4ー6日本ハム ( 2021年6月5日    東京D )

7回途中、先発の戸郷(右)を降板させた原監督(撮影・木村 揚輔)
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 巨人は先発の戸郷が1点リードしていた7回に大炎上。王柏融に4号2ラン、代打・高浜に2号満塁ホームランを浴びて7回途中6失点で今季3敗目。チームの連勝も3でストップした。

 自身4連勝そして今季6勝目がかかるマウンドにあがった先発の戸郷。6回まで2安打無失点8奪三振の好投を見せていた。しかし1―0でリードしていた7回先頭の近藤に左前打を打たれて出塁を許す。続く中田を一飛で打ち取ったが、王柏融にボールカウント2―2から7球目を右中間スタンドへ運ばれる1発を浴びて逆転を許す。逆転を許してからも渡辺に四球を与え、石井に右前打、石川に四球で1死満塁のピンチを背負い、代打・高浜にボールカウント1―1から3球目をこのイニング2発目となる左中間スタンドへの満塁弾を浴びて、6回1/3、112球を投げて6安打6失点で降板した。

 打線も0―0の2回1死一、二塁で大城の左前適時打で先制に成功。7回に逆転を許し1―6で迎えた7回裏の先頭の若林の3号ソロで1点返す。2―6の9回先頭の亀井が通算100号となる2号ソロで3点差に迫り、1死走者なしで代打・松原の4号ソロで2点差に迫ったが反撃及ばず敗戦した。

 日本ハムは0―1の7回に王柏融がボールカウント2―2から巨人先発の戸郷が投じた7球目を右中間スタンドへ叩き込む4号2ランで逆転に成功。さらに1死満塁で代打・高浜がボールカウント1ー1から戸郷が投じた3球目を左中間スタンドへ運ぶ2号満塁ホームランでこの回だけで一挙6点を奪った。投げてはプロ初登板初先発の立野が5回3安打1失点と好投を見せたが勝ち負けつかず。6回から2番手で登板した河野が今季初勝利。6―1となった7回は3番手の堀が若林に1発を浴びて1点失うが、8回はB.ロドリゲスが無失点に抑え、9回に5番手の杉浦が亀井と代打・松原に2発浴びたがリードを守り切った。

 ▼戸郷「良かっただけに申し訳ないです。中継ぎ陣の皆さんの負担を何とか軽減したいと思っていましたが投げ切れませんでした。(王選手の本塁打)あの一本を防がなければいけませんでした」

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2021年6月5日のニュース