DeNA、アメフト転向の石川雄洋が引退セレモニー「この街が本当に大好きです」ファンに別れ

[ 2021年6月5日 18:36 ]

<D・ロ2>花束を手に場内を一周する石川 (撮影・白鳥 佳樹)
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 DeNAは5日、11―9で勝利した本拠地ロッテ戦終了後に、16年間球団に在籍し、3月に現役引退を表明した初代DeNA主将・石川雄洋内野手(34)の引退セレモニーを開催した。

 同セレモニーは当初、5月20日の中日戦試合前に開催予定だったが、当日が雨天中止となりこの日に変更となった。

 最初に引退までを振り返る紹介映像が約8分間ビジョンに流れ、その後にあいさつ。「横浜高校時代から横浜で19年間、人間として、野球人として成長させていただきました。この街が本当に大好きです。16年間、なかなか勝つことができずつらい思い出も多いですが、幸せな時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました」と声を張り上げ、大きな拍手が送られた。

 その後、佐野恵太現主将が投手を務め、石川氏が打席に立って「ラストスイング」を披露。佐野がスローボールを投じると、打球は左前にポトリと落ちた。

 最後に三浦大輔監督から記念品を贈呈され、ベンチ前に整列したナインに見届けられながらグラウンドを一周。ファンにも別れのあいさつしをした。

 石川氏は現在は社会人フットボールリーグ・Xリーグ「ノジマ相模原ライズ」で活動している。

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