村田氏　岩村氏とトークショー、巨人ファーム打撃コーチ就任は「仕事をしないと嫁に怒られるので」

都内のトークイベントに参加した村田氏（左）と岩村氏
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　今季限りで現役を引退し巨人ファーム打撃コーチに就任した村田修一氏（３７）と、元ヤクルト、楽天で現在ＢＣリーグの福島ホープスで指揮を執る岩村明憲氏（３９）が３日、都内で行われたトークイベントに参加した。

　共に日の丸を背負った経験のある２人。村田氏は０９年のＷＢＣで、岩村氏は０６年のＷＢＣで、共に肉離れを起こしたという共通点を持つ。村田氏は「１００パーセントの力を出した。全力でやった結果なので仕方無いです」と振り返った。

　すると、岩村氏が当時の内野手を集めて「修（村田修一氏）がああなったけど、日本の内野守備は俺たちがどうにか守っていこう」と話したという秘話を披露。思い出話に花を咲かせた。

　さらに村田氏は巨人ファーム打撃コーチ就任の経緯について「（現役を）やめてから１回ゆっくりしようかなと思っていたけど、仕事をしないと嫁に怒られるので。ユニホームを脱いで選手として悔いはないです」と説明した。背番号に話題が移ると岩村氏が「育成、３桁」と囃し立てたが、「２桁だとは思いますけど」と笑った。

　現在行われている日本シリーズについては「きょうの第６戦で広島が勝つと面白くなると思う」という見解で一致。最後は元ヤクルトの伊藤智仁氏（４８）のスライダーを体験できるというＶＲマシンを体験した。ゲーム内では２人とも三球三振に倒れ、岩村氏は「目から来る情報だとちょっと違いますね。でも、再現できるのはすごいこと」。再度挑戦するかを尋ねられた村田氏は「もう野球はおなかいっぱい。もうアウトになりたくないので大丈夫です」と笑った。