国士舘10年ぶり決勝進出 2番・渡辺伸が俊足で貢献

[ 2018年11月3日 15:42 ]

秋季高校野球東京都大会準決勝   国士舘5―1東亜学園 ( 2018年11月3日    神宮 )

<高校野球秋季大会 準決勝 国士舘・東亜学園>6回1死二塁、国士舘・渡辺伸は勝ち越しとなる左翼線適時二塁打を打ちガッツポーズ (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 国士舘が東亜学園を下し、10年ぶりに決勝進出を決めた。

 2番で、背番号13の渡辺伸太郎外野手(2年)の足が光った。渡辺伸は初回にプッシュバントを決めて先制点の口火を切ると、6回には決勝の左翼線適時二塁打。8回にも盗塁を決めてチャンスを広げ、3番・富田洋佑外野手(2年)が左越え3ランでダメ押した。

 50メートル5秒8の俊足を誇る渡辺伸は「走塁で使ってもらっていると思っている。タイムリーは自分がなんとしてもという思いだった」と緊張気味に振り返った。

 公式戦初アーチとなった富田は「完璧な当たりだった。余いんにひたってダイヤモンドをまわりました」とうれしそう。旧チームにはプロからも注目を集めた草薙ら左腕トリオがおり「先輩たちの球を見ていたので大丈夫だった。左投手には自信を持っている」と話し、あす4日に行われる決勝・東海大菅生のエース左腕・中村晃攻略に腕をぶした。

続きを表示

この記事のフォト

2018年11月3日のニュース