北別府さんも無念「この甲斐という捕手バケモンだ」試合中、怒とうのブログ更新10回

[ 2018年11月3日 22:33 ]

SMBC日本シリーズ第6戦   広島0―2ソフトバンク ( 2018年11月3日    マツダ )

北別府学氏
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 球団史上初めてセ・リーグ3連覇を果たした広島だったが、1勝1分けから4連敗を喫して日本シリーズ敗退決定。34年ぶりの日本一という悲願は叶わなかった。

 広島のエースとして通算213勝をマークしたプロ野球解説者の北別府学さん(61)は試合中から自身のブログを10回も怒とうの更新。試合が進むごとに「まだ無失点なのだから落ち着いていこうぜ!!」「スクイズそうきましたか」「終わるまで勝負が分からないのが野球というもんだ」「ワンチャンスを大事にしていけよ」「ジョンソンよく踏ん張った!さあ行くぞ!」「この甲斐という捕手バケモンだ」「セ・リーグの意地を見せてやれ!!!」とライブ感覚で熱いメッセージを送った。

 2点を追う8回、今季限りで現役を引退する41歳の新井が代打に出て遊撃へのゴロに倒れた際には「一塁まで全力疾走した新井選手。最後の打席になるのか???2点なんてワンチャンスだ。だからまだ分からない」と熱烈応援。だが、元エースの願いは届かなかった。

 試合直後に更新したブログでは「鈴木選手の最後のバッターになるものかという粘りに胸が熱くなりましたが2点を跳ね返す力が無かったということ」と冷静に振り返り「日本一という大目標はまたお預けとなりました」とポツリ。「応援してくれた皆さん、チームのみんな。本当にお疲れさんでした。本当にお疲れさんでした」と「お疲れさん」を2度続けて“家族”を労った。

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2018年11月3日のニュース