ソフトB工藤監督、ナインに感謝「僕は日本一幸せな人間」球団史上初の“下克上V”

[ 2018年11月3日 22:26 ]

SMBC日本シリーズ第6戦   ソフトバンク2―0広島 ( 2018年11月3日    マツダ )

胴上げされるソフトバンク・工藤監督(撮影・大森 寛明)
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 ソフトバンクが第3戦から4連勝で2年連続9度目の日本一。胴上げで15回宙を舞った工藤監督は「選手たちが満身創痍の中、突っ走ってくれた。本当にありがとう」とナインを称えた。

 シーズンは2位に終わったが、首位・西武をクライマックスシリーズ(CS)で下し、2年連続の日本シリーズ出場。「2位という悔しい思いをして、みんなで日本一を目指して頑張った。強い思いがあったからここまで来れた」と球団史上初の“下克上V”を振り返った。

 第1戦は延長戦の末に引き分け、第2戦は1―5で完敗。苦しい船出となった今シリーズだが、戦いの舞台が地元・ヤフオクドームに移った第3戦から4連勝で決着。「ファンの皆さんの後押しで本来の自分たちの野球ができた」と地元・福岡の声援を日本一の要因に挙げた。

 「本当に広島さんは強くて、どこで逆転されるか心臓がドキドキしていた。お互いが切磋琢磨することができて、本当にわずかの差で僕たちが勝つことができたと思う」と広島に敬意を表した指揮官。最後は「選手の頑張りで日本一になることができた。僕は日本一幸せな人間です。選手のみんな1年間ご苦労さまでした。ありがとう!」とナインをねぎらった。

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2018年11月3日のニュース