広島自慢の「足」またも“甲斐キャノン”にしてやられる ついに8度連続盗塁死

[ 2018年11月3日 19:38 ]

SMBC日本シリーズ第6戦   広島―ソフトバンク ( 2018年11月3日    マツダ )

<日本シリーズ 広・ソ>2回2死一、三塁、安部は二盗を狙うもアウトに(撮影・坂田 高浩)
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 SMBC日本シリーズ(7試合制)は3日、広島の本拠マツダスタジアムに舞台を戻して第6戦が行われ、広島の持ち味である「足」がまたも初回から封じられた。

 初回、1番・田中がソフトバンク先発右腕・バンデンハークから左前打を放って出塁。続く2番・菊池はレギュラーシーズンから数えて35度目にして今年初めて送りバントを失敗して1死一塁となった。ここで打席に入った3番・丸の1ボール1ストライクからの3球目に一走・田中がスタート。二塁ベースに滑り込み、1度はセーフの判定で盗塁成功となった。

 ソフトバンクの強肩捕手、甲斐&高谷にここまで盗塁を6度仕掛けてすべて失敗。7度目にして初の成功!…かと思われたが、ソフトバンク・工藤監督のリクエストにより行われた映像チェックの結果、判定は覆ってアウトに。レギュラーシーズンで95盗塁を誇った広島自慢の「足」がまたも“甲斐キャノン”にしてやられ、ついに今シリーズ7度連続の盗塁死となった。

 さらに2回にも2死一、三塁から盗塁を仕掛けた広島だったが、一走・安部がまたも甲斐に封じられ二塁憤死。広島の連続盗塁死はついに「8」となった。

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2018年11月3日のニュース