阪神2軍本拠・鳴尾浜 WBC出場国の練習場所候補に

[ 2016年8月5日 05:50 ]

 来年3月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場国の練習場所として、阪神2軍の本拠地・鳴尾浜球場が候補として挙がっていることが4日、分かった。

 この日の午前8時、同大会を主催するWBCIから派遣された米国人、キューバ人など十数名が同球場を訪れ、グラウンドや室内練習場を視察した。一団から「ビューティフル!」と声が上がるなど好印象で、見学に同行した球団関係者は「決定したわけではないが(候補の)一つとなっているようです」と話した。

 1次ラウンドは来年3月7日に開幕。東京ドームで行われる東京プールでは日本代表「侍ジャパン」の他にキューバ、中国、オーストラリアの4カ国が同組でしのぎをけずる。鳴尾浜球場が選出されれば、日本以外の3カ国いずれかの代表チームが第1ラウンドまでの期間に練習を行うことになる。

 特にキューバ代表は五輪で最多3回の優勝を誇る強豪国。これまで阪神に同国出身の選手が在籍したことはなく、この計画が実現すれば野球大国キューバとの橋渡しになることも考えられる。

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2016年8月5日のニュース