智弁学園 初戦控えてほとんどを打撃練習の理由「よく振れていたのでは」

[ 2016年8月5日 19:30 ]

 第98回全国高校野球選手権大会(7日開幕)に出場する智弁学園(奈良)が5日、大阪市の南港中央球場で練習。開幕日の第2試合、出雲(島根)との初戦へ向け調整した。

 史上8校目の春夏連覇へのキーマン、エース右腕の村上頌樹投手(3年)は奈良大会以降、初めて打者を立たせてブルペンで投球練習。変化球も交えて約30球を投げた。「あしたも投げるので8、9割の力で投げました。順調です」と不安はない。

 練習に使用した南港中央球場は内外野とも人工芝。内野が土、外野が天然芝の甲子園とは大きく異なるため、守備練習は行わず、全体練習のほとんどを打撃にさいた。小坂将商監督は「センター中心に、と言ってあった。よく振れていたのでは」と納得の表情。6日の練習で総仕上げし、7日の初戦に備える。

続きを表示

2016年8月5日のニュース