ヤクルト山崎 藤浪からプロ初安打 初盗塁も決めた!

[ 2016年8月5日 20:02 ]

セ・リーグ ヤクルト―阪神

(8月5日 神宮)
 ヤクルトのドラフト5位・山崎晃大朗外野手(22)が5日、うれしいプロ初安打をマークした。

 阪神戦(神宮)に「8番・右翼」で先発出場。5回1死で迎えた第2打席、藤浪の152キロ直球を逆方向へ運び左前打となった。続く比屋根の3球目には自慢の快足を飛ばして二塁を陥れ、プロ初盗塁も記録した。

 この日の練習中には「元気ありません。理由は11タコだからです」と自虐的に話していた山崎。7月31日巨人戦(東京ドーム)でプロ初昇格し即スタメン出場してから、この日の試合前まで11打席に立ち10打数無安打と快音は聞かれなかった。それでも「今日はスーパーピッチャーですけど、頑張ります」と意気込んでいた通り、13打席目にして待望の記念の一打が生まれた。

 母校の先輩でもある真中監督が現役時代に背負った「31」を受け継いだ期待の新人。得点には結びつかなかったが、一塁ベンチに戻ると先輩たちから笑顔のハイタッチで祝福され、うれしそうに記念球を受け取った。

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2016年8月5日のニュース