ロッテ 角中 8度目猛打賞 チームも2位日本ハムに5差

[ 2016年8月5日 22:17 ]

初回一死三塁、ロッテ・角中は中前に先制タイムリーを放つ

パ・リーグ ロッテ3―2オリックス

(8月5日 京セラD)
 パ・リーグ首位打者争い独走中のロッテ・角中が今季8度目の猛打賞を記録し、打率・338に上げた。

 まずは初回1死三塁。追い込まれながらも松葉の外角低め142キロ直球を中前にはじき返し先制点をもたらした。「先制点に結びつけられて良かった。追い込まれるまでは、あまりボールが見えていなかったけど、最後はしっかり捉える事ができた」と振り返った。1―1の6回にも先頭で中前打を放ち、8回にも遊撃内野安打をマークした。3打数3安打1打点1得点の活躍だ。

 4番・デスパイネは6回に右翼ポール際に16号決勝2ラン。2試合連続のマルチ安打で2連勝に貢献した。7月の月間打率は角中が・280、デスパイネが・238と調子を落としていた。チームも7月は9勝12敗と負け越し。3、4番コンビが本来の打撃を見せれば、チームは再び浮上する。伊東監督は「真ん中(主軸)が打たないと得点にならない。デスパイネが一発で勝ち越していい形になった」と目を細めた。チームは貯金を11に伸ばし、2位・日本ハムとのゲーム差を5に縮めた。

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2016年8月5日のニュース