【歴代五輪日本代表監督の声】星野氏「喜ぶだけでは駄目だ」

[ 2016年8月5日 05:30 ]

08年北京五輪の星野監督

20年東京五輪追加5種目正式決定

(8月4日)
 ▼松永怜一氏(84年ロサンゼルス五輪監督) 84年当時は社会人が13人、学生が7人という若い集団で、世界の異質の野球を経験した。東京五輪に向けては、現在の大学生に期待したい。

 ▼鈴木義信氏(88年ソウル五輪監督) 復活してホッとしたけど、継続させるためには東京五輪で盛り上げて成功させないといけない。金メダルを日本の五輪で獲ってほしい。

 ▼山中正竹氏(92年バルセロナ五輪監督) 野球が単発で終わらないよう、いかに継続させていくかが大事。野球が五輪の中でコアな競技となるよう、我々は努力していく必要がある。

 ▼川島勝司氏(96年アトランタ五輪監督) 競技から除外され寂しい思いをしていた。どんな代表編成になるか分からないが、優秀なアマ選手も入ってくれたらという期待感を持っている。

 ▼大田垣耕造氏(00年シドニー五輪監督) 子供たちが五輪を通じて野球を見たり、触れたりする機会が増えてくれたら。競技振興という意味でも球界としても大きいことだと思う。

 ▼中畑清氏(04年アテネ五輪監督) 野球というスポーツを世界にアピールするには五輪が一番。その魅力を東京から発信できることになったんだから、野球人としてこれ以上の喜びはない。

 ▼星野仙一氏(08年北京五輪監督) 野球界にとっては大きなプレゼント。ただし、喜ぶだけでは駄目だ。せっかく野球が復活したのだから野球界の底辺を拡大させないといけない。

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2016年8月5日のニュース