2年ぶり先発のヤク村中、5回7K2失点“キョウヘイ対決”制し5勝目

[ 2016年6月30日 22:28 ]

<広・ヤ>5勝目を挙げ、手を振って声援に応える村中

セ・リーグ ヤクルト5―2広島

(6月30日 マツダ)
 ヤクルトの村中恭兵投手(28)が11連勝中だった首位・広島打線を5回5安打2失点に抑え、今季5勝目をマーク。名前のまぎらわしい広島・中村恭平投手(27)との投げ合いでも話題を呼んだ1戦を制し、先発投手としては2014年8月7日の阪神戦以来約2年ぶりの勝利をものにした。

 快進撃を続けてきた広島は11連勝中で首位を独走。だが、14年9月30日の広島戦以来約2年ぶりの先発マウンドでも動じなかった。4点のリードをもらってから4回、5回に1点ずつを失ったが、毎回の7奪三振で5回2失点。広島は、勝てば32年ぶりに球団記録に並ぶ12連勝がかかっていたが「あんまり気にしていなかった」と冷静に投げ続け、「チームが勝てたのがうれしい」と連敗ストップを喜んだ。

 先発マウンドに上がること自体が2014年9月30日の広島戦以来。「打線も早い回に点を取ってもらって、その後、平井が2回を抑えてくれて、8回、9回も抑えてくれた。僕もずっとリリーフをやっていたので、あそこで抑えてもらって感謝しています」と打線はもちろん、無失点リレーでつないだ投手陣に感謝した。

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2016年6月30日のニュース