初球男だ!楽天・内田「完璧」V2号 肉体改造で飛距離アップ

[ 2016年6月30日 05:30 ]

<オ・楽>オリオンガールからビールを飲ませてもらうポーズの内田

パ・リーグ 楽天5―3オリックス

(6月29日 那覇)
 沖縄の夜空に滞空時間の長いアーチを描いた。楽天・内田が3―3の6回に勝ち越しソロ。東明の初球、高め143キロをフルスイングし、左翼席に運んだ。

 プロ2号が値千金の決勝弾となり「本当にうれしい。感触は完璧でした」と満面の笑み。16日の巨人戦(東京ドーム)で放ったプロ初本塁打も初球で、「積極的に打った方が結果が出る」と胸を張った。

 常総学院では4番に座り、高校通算37本塁打を記録したスラッガーだが、昨季までの2年間で1軍出場はわずか7試合。オフに阪神・金本監督が現役時代に通っていた広島市内の「トレーニングクラブ・アスリート」で肉体改造を行い、体重は96キロから101キロにパワーアップ。「飛距離がちょっとずつ伸びている」と手応えを感じている。梨田監督も「チームにとっても大きいホームランだった」と21歳の和製大砲の出現に目尻を下げた。 (徳原 麗奈)

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