昨季のリーグ覇者が…ヤクルト セ一番乗りで自力優勝消滅

[ 2016年6月30日 05:30 ]

<広・ヤ>2回無死、山田は先制26号ソロを放ち、福地コーチ(左)とタッチ

セ・リーグ ヤクルト1―8広島

(6月29日 マツダ)
 昨季のリーグ覇者・ヤクルトが今季77試合目にして自力優勝の可能性が消滅した。

 セ・リーグでは今季初めてで、借金10に逆戻りした真中監督は「広島にこれだけやられるとそういうことになる。まだまだ上を目指すチャンスはある」と強調した。先発のコマ不足が深刻な中、2軍での再調整を経て昇格したばかりのルーキー・原樹が3回無死一、二塁で右肩の違和感を訴えて降板。リーグワーストの今季8敗目に「投げる前から痛くて…。気持ちで投げようと思ったけど、チームにこれ以上迷惑をかけられない」と悔しさをにじませた。30日に出場選手登録を抹消し、帰京予定。病院で検査を受けるが、長期離脱の可能性も出てきた。

 ▼ヤクルト・山田(2回にリーグトップ独走の26号中越えソロ)勢いがつけば良かったけど、試合に負けてしまったので残念。これまでと変わらず大振りにならないようにしたい。

続きを表示

この記事のフォト

2016年6月30日のニュース