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イチロー2安打!2986安打で歴代30位も「そうですか」

タイガース戦の8回、中前打を放つマーリンズのイチロー。メジャー通算2986安打とし、単独30位に浮上

インターリーグ マーリンズ5―7タイガース
(6月28日 デトロイト)
 マーリンズのイチロー外野手(42)は28日(日本時間29日)、タイガース戦に「1番・右翼」で先発出場して2安打を放ち、メジャー通算2986安打としてサム・ライスを抜き歴代30位に立った。いずれも相手が嫌がるイチローらしい2本で、今季15度目のマルチ安打。メジャー3000安打へあと14本まで近づいてきた。

 20世紀初頭に活躍したレジェンドを一気に抜き去り、メジャーでの安打数だけでベスト30に入った。サム・ライスは主にワシントン・セネタース(現ツインズ)で活躍した右投げ左打ちの右翼手で、44歳までプレー。通算351盗塁の俊足で四球は少なく、積極的に打って出るスタイルで3000安打に迫った。イチローと共通項は多いが「そうですか、どうも」とだけ答え、それ以上言及することはなかった。

 ただ、2安打はいずれもイチローらしくボディーブローのように相手に効いた。4点を追う6回1死一塁。相手が最も嫌な展開は、走者を三塁まで進められる右前打。すると初球の内角ツーシームを思い切り引っ張り、ライナーを右前で弾ませた。打球速度は今季自己最速の104マイル(約167キロ)。当たりが会心すぎて走者は二塁ストップだったが、イエリチの適時打を呼び込んだ。

 続く8回無死一塁はフルカウントとなり、一塁走者がスタートを切る状況。二塁ベースカバーに入る遊撃手の逆を突き、定位置上空を抜いて中前へ運んだ。今度は一、三塁となり、次打者の犠飛で2点差。結局白星には届かなかったが、突破口を探り続けた。

 「相手が嫌がること、困ることというのは考えるよね」。昨季、ふと漏らした言葉。一球一球で状況が変わる野球において、何が有効打かを探り、実現させる。その積み重ねが、いよいよ金字塔となる節目に達しようとしている。次なる標的は3000安打のロベルト・クレメンテ。大台到達まで超えるべき相手はもうおらず、その瞬間をはっきりと視界に捉えた。

 ≪20世紀初頭の記録 複数の見解も≫ライスがプレーした20世紀初頭の記録には見解が複数ある。大リーグ機構の公式記録担当は記録専門会社エライアスで、同社の記録を各球団も採用。大リーグ機構の関連会社が運営する公式サイト「MLB・com」ではライスは2987安打となっている。同サイトは注釈で「機構、球団の同意に基づくものではない」とし、機構はあくまでもエライアス社を公式記録としている。

[ 2016年6月30日 05:30 ]

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