マー君 今季ワーストタイ6失点も黒星消えた ヤ軍劇的サヨナラ勝ち

[ 2016年6月30日 11:46 ]

<ヤンキース・レンジャーズ>ヤンキースの先発・田中 (AP)

ア・リーグ ヤンキース9―7レンジャーズ

(6月29日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中将大投手(27)は29日(日本時間30日)のレンジャーズ戦に先発し、6回8安打6失点で降板。今季ワーストタイとなる失点を喫したが、チームが9回にサヨナラ勝ちを収め、黒星がつくことはなかった。

 田中は17日のツインズ戦から2連勝と上り調子。しかし、この日はここ5試合で2桁安打を4度記録している好調レンジャーズ打線を止めることができず、2回に先制を許すと、3回には無死満塁の場面でマザラに走者一掃となる右中間への3点適時二塁打を浴びた。さらに、フィルダーの一塁への適時内野安打で、この回だけで4失点。4回と5回は続けて三者凡退としたが、6回は先頭のオドルに左越えソロを浴び、田中はこの回限りで降板した。

 ヤンキースは3―7と敗色濃厚の9回、ガードナーの適時打とマキャンの2打席連続の一発となる3ランで同点。さらに、カストロが四球で歩くと、続くグリゴリアスにサヨナラの右越え2ランが飛び出し、チームは大逆転勝利で連敗を3で止めた。

 ▼田中の話(3回は)簡単に安打を打たれてああいう形でピンチをつくったことが一番いけなかった。3回以外は比較的いい投球ができたと思う。迷惑しか掛けてないので気まずさはある。

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