広島、24歳同級生トリオで本拠地開幕飾る 丸「声援で打てた」

[ 2014年4月1日 22:37 ]

24歳同級生トリオ(左から)丸、野村、菊池は笑顔でガッツポーズ 

セ・リーグ 広島7―4ヤクルト

(4月1日 マツダ)
 広島の24歳同級生トリオが本拠地開幕戦のお立ち台で笑った。

 まずは先発の野村。6回で8安打を打たれながらも2点にとどめ、今季初白星。「1、2年目とも初登板で勝てていなかったので、今年は勝ちたかった」と笑みを浮かべた。

 その白星を引き寄せたのが、二塁の菊池。6回、2死満塁で山田哲の当たりはセンターへ抜けようかという当たりだったが、菊池のファインプレーでしのいだ。「飛んできたんで捕りました」と、お立ち台ででこともなげに言った背番号33。その裏には2点適時打を放ち、試合を決める活躍だった。

 最後の一人は先頭打者本塁打を放った丸。「風です」とチームを勢いづける一発を謙そんしたが、ヒーローインタビューの最後に「あれは皆さんの声援が打たせてくれた」と“訂正”すると、2万人超の観客が入ったスタンドからは大きな拍手が送られた。

 広島はこれで3勝1敗。中日戦に続き、カードの頭をとった。「こういう勝ち方ができれば」と野村監督も自信を持って戦っているチームに頼もしさを感じている。

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