DeNA 好機生かせず惜敗も中畑監督「明日以降につながる」

[ 2014年4月1日 22:23 ]

接戦に敗れ、悔しさをにじませるDeNA・中畑監督

セ・リーグ DeNA1―2巨人

(4月1日 横浜)
 あと1本が出なかった。本拠地開幕戦で巨人と激突したDeNAだが、終盤の好機を十分生かせず惜敗。試合終了直後の中畑監督は歯を食いしばり、腕組みをしたまましばらく動かなかった。

 7回に3連打で同点とし、なおも2死満塁まで巨人先発の内海を追い込んだ。代打の切り札・多村を起用し、スタンドのボルテージは最高潮に達したが、中飛に終わり逆転できず。1点を勝ち越された延長10回もバント失敗で併殺となった後、2本の安打で一、三塁としたが、山崎が三振。勝機があっただけに、悔しさが募るゲームとなった。

 6回1死二塁では開幕から安打のない1番石川に代打を送った。同点の8回には山口、9回はストッパーのソーサを惜しみなく投入。勝利への執念を見せた中畑監督。敗れたものの「勢いのある巨人とこういうゲームができたというのは、明日以降につながる。ウチの持っている力を十分に出し切った」と指揮官は、敗れた中にも王者巨人相手にある程度手応えを感じていた。

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2014年4月1日のニュース