渡辺謙4・5楽天始球式登板!斎藤と旧知の仲、「政宗」で宮城に縁

[ 2014年4月1日 06:02 ]

5日の楽天―ソフトバンク戦で始球式を行う渡辺謙

 プロ野球楽天が、5日のソフトバンク戦(コボスタ宮城)の始球式に日本だけでなく、ハリウッドでも活躍する俳優の渡辺謙(54)を起用することが31日、分かった。

 渡辺は映画、ドラマ、CMなどで活躍する人気俳優で、03年公開のアメリカ映画「ラストサムライ」では主役のトム・クルーズにも負けない存在感を示すなどハリウッドでも認知されているトップスター。87年のNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」では戦国武将、伊達政宗役を演じてブレークするなど宮城県にも縁がある。

 その渡辺と旧知の仲であるのがベテランの斎藤だ。横浜(現DeNA)からドジャースに移籍した06年にロサンゼルスで共通の知人を介して知り合い、08年までの3年間は現地に滞在することが多かった渡辺と何度も食事をしたという。斎藤は当時を振り返って「まだ自分はメジャーに移籍したばかりで悩むことも多かったけど、周りに愚痴を言える人間が少なかった。だから謙さんに愚痴をこぼしてました」と感謝する。渡辺は熱狂的な阪神ファンでもあり、03年にリーグ優勝を飾った当時に指揮を執っていた星野監督とも縁がある。

 当日は大物俳優の始球式だけでなく、昨季の日本一を記念して作製されたチャンピオンリングの贈呈セレモニーも行われる予定。試合前からイベントが盛りだくさんだ。

 ◇渡辺 謙(わたなべ・けん)1959年(昭34)10月21日、新潟県生まれの54歳。劇団「円」の研究所に入り81年、舞台「下谷万年町物語」でデビュー。03年、米映画「ラストサムライ」でアカデミー賞の助演男優賞にノミネートされた。

続きを表示

2014年4月1日のニュース