ロッテ・涌井 古巣相手に6回途中3失点で黒星

[ 2014年4月1日 20:58 ]

<ロ・西>ロッテ先発の涌井

パ・リーグ ロッテ2―6西武

(4月1日 QVCマリン)
 ロッテ先発の涌井にとって、本拠地開幕戦となった古巣・西武との対戦は不完全燃焼に終わってしまった。5回2/3で5安打3失点。粘りの投球は見せたものの、5四死球と不安定な投球内容で、球数は118を数え、敗戦投手となった。

 初回は栗山を遊ゴロ、熊代を空振り三振、木村を投ゴロと簡単に3人で打ち取る上々のスタート。だが、2回以降は再三、ピンチを招いた。1点リードの3回、先頭・上本に右中間二塁打、続く金子に中前適時打を許して同点にとされると、1死後、四球で1死一、二塁から木村に右前適時打を打たれ逆転を許した。

 6回、先頭のランサムに四球を与え、その後2死を奪ったものの、ここでベンチの伊東監督は交代を告げた。2番手・服部が連打を浴び、さらに1失点。涌井は古巣相手に移籍後初勝利を挙げることはできなかったが、「腕も振れ、自分でも納得のいくボールがあったので次につながる」と気持ちを切り替えていた。

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2014年4月1日のニュース