絶好調のロペス、打席で相手を威圧「打った瞬間行くと思ったよ」

[ 2014年4月1日 22:09 ]

延長10回2死、左越えにソロ本塁打を放ち、ベンチの祝福を受ける巨人・ロペス(中央)

セ・リーグ 巨人2―1DeNA

(4月1日 横浜)
 やはり好調な打者は集中力が違う。開幕の阪神3連戦で2本塁打10打点の巨人・ロペスが延長10回に値千金の決勝本塁打。「泳いだけど、打った瞬間行くと思ったよ」という助っ人の一撃は左翼スタンド中段ではねた。

 この日は2三振に併殺打。当たりはなかったが、2死無走者でも雰囲気があった。フルカウントからの6球目。DeNA・長田のスライダーは高めに浮いた。ボールが先行し、投げずらそうにしていた長田。開幕カードで大暴れしたロペスのゆったりとした構えに威圧されたのか、勝負球は甘く入った。

 「精彩を欠いていたが、いいところで打ってくれた」と原監督。先制打も新助っ人のアンダーソンの適時打と外国人が活躍した。加えてオープン戦不調だった内海が8回1失点と好投。「簡単には勝たせてくれないが、1点ウチが上回った。持ち味が出た試合」と接戦を制したチームを指揮官は評した。

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2014年4月1日のニュース