藤浪、8回途中降板…右手で打球止める気迫のプレーも援護なし

[ 2014年4月1日 20:43 ]

<神・中>6回1死一、三塁から平田に中前適時打を浴び、2点目を失った阪神・藤浪

セ・リーグ 阪神0―10中日

(4月1日 京セラD)
 中日戦に先発した阪神・藤浪は7回2/3を投げて途中9安打6失点、今季初登板で黒星を喫した。

 本拠地・甲子園で選抜高校野球開催中のため、京セラドームで行われたホーム開幕戦。初回2者連続三振を奪うなど上々の立ち上がりを見せた藤浪は2回に森野の投ゴロを右手のひらに当て、三ゴロに仕留める気迫のプレー。中西投手コーチとトレーナーがマウンドへ駆け寄ったが、大事には至らず続投し、5回まで3安打無失点と好投していた。

 だが、打線の援護がなく0―0で迎えた6回1死一、二塁からルナに三遊間を破られ1点を失うと、さらに平田にも中前適時打を浴びた。その裏、自ら左中間二塁打を放ったが、得点にはつながらず、8回に2点を失って、なお2死一、二塁の場面でマウンドを降りた。

 3月30日の巨人戦(東京ドーム)で負傷した西岡がこの日、新たに左右の第一肋骨の骨折が判明し、登録を抹消された。大阪桐蔭の先輩でもある西岡の分も、という思いは強かったが、勝利を届けることはできず。昨年8月を最後に白星から遠ざかっている。

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