明徳義塾・岸 計493球力尽く「最後まで粘る力があれば…」

[ 2014年4月1日 05:30 ]

<明徳義塾・佐野日大>明徳義塾・先発の岸のピッチング

第86回選抜高校野球大会準々決勝 明徳義塾5―7佐野日大

(3月31日 甲子園)
 延長11回166球の熱投も実らず、7失点で力尽きた明徳義塾(高知)の岸は「打線が逆転までしてくれた。自分が最後まで粘る力があれば勝てていた」と自らを責めた。

 初戦の智弁和歌山戦で延長15回188球投げたのを含め3試合すべてに完投し、493球を投げきった。主将としてもチームを引っ張るエースは「守備やバッテリーでの話し合いなど課題が出た。チーム全体をまとめないといけない」と夏の雪辱を期した。馬淵史郎監督は「ああいうチャンスを逃した後の守りは嫌なんですよ」と佐野日大の遊撃・竹村の美技に阻まれた延長10回の攻撃を悔いていた。

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2014年4月1日のニュース