【フィギュア】佐藤駿 大技4回転ルッツに成功も“ごめん”の9位 心臓が「飛び出そうなくらいの緊張が」

[ 2026年2月11日 06:10 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第5日 フィギュアスケート   男子SP ( 2026年2月10日    ミラノ・アイススケートアリーナ )

フィギュアスケート男子SPに出場した佐藤駿は、演技後に手を合わせて“謝罪”する仕草(AP)
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 フィギュアスケートの男子ショートプログラム(SP)が10日(日本時間11日)に行われた。

 24番滑走で佐藤駿(エームサービス・明大)が登場。冒頭に大技の4回転ルッツを決めたが、その後のコンビネーションジャンプでミスがあり、演技後には“ごめんなさい”とばかりに手を合わせて謝罪するような仕草をした。

 88.70点は今季ベストの98.06点からは大きく離れた。それでも、ばん回できることを確信し、日下コーチとともに納得の表情も浮かべ「(心臓が)飛び出そうなくらい、逃げ出したいぐらいの緊張があった。(演技直前の)6分間練習もいつもより元気がなかった。終わってみてほっとしている」と語った。

 7日には団体フリーに出場。気持ちのこもった演技で自己ベストを叩き出し、イリア・マリニン(米国)に肉薄した。自身は悔し涙を流したが、鍵山優真(オリエンタルバイオ・明大)や坂本花織(シスメックス)らは感動の涙。2大会連続銀メダル獲得に貢献した22歳を責めるものはいなかった。

 前日8日には公式練習に参加。「さまざまな人からコメントをいただいてうれしかった」と振り返った。その一方で、個人戦を前に不測の事態も生じた。団体で使用された表彰台の上面がラバーなどによってブレードを保護する形になっておらず、スケートブレードが刃こぼれした。「(表彰式後は)横滑りする感覚があった」といい、指導を受ける日下コーチに研磨をしてもらった。

 「少し難しくなってはしまったけど、しっかりと調整したい。あまり気にせずに自分の滑りを頑張りたい」。そう話して、本番直前の練習でも感覚を確かめた。「個人でもメダルを獲りたいというのが一番の目標。団体以上の滑りができるように頑張りたい」。思いを胸に、まずはSPに臨んだ。

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